JaggLe2021 編集後記~シメトリカル舞台裏~

こんにちは。エクストリーム芹川です。

2021年2月27日21:00 日本ジャグリング協会より私が監督&編集を務めた映像作品「JaggLe2021」が公開となりました。
まだ見てない方は、本文を読む前にご覧ください。
(できれば新規ブラウザを開いてチャットのリプライをオンにして見てください)

既に日本ジャグリング協会理事の吉永さんによって、この作品の舞台裏をまとめて頂いております。とても読みやすい記事なので、まずはこちらをどうぞ。

【note】コラボレーションビデオ JaggLe2021 公開の舞台裏|吉永裕紀


舞台裏の"裏"ということで、シメトリカル舞台裏というタイトルで書かせて頂きます。

「それステージ表やん」というツッコミもありそうですがごめんなさい。

稚拙な文章ではございますがどうか最後までお読みください。


1.製作の経緯

企画が立ち上がったのは約半年前の2020年7月。

日本ジャグリング協会より、「コロナ禍の中で可能な、動画を使ったジャグリング普及活動を行いたいので、何か企画を考えてほしい」といった旨の連絡を頂きました。

私はペン回し界出身ということがあり、これまでにペン回し界ではメジャーなコラボレーションビデオ(以下CV)文化をジャグリング界に持ち込もうと企んでおりました。

CV文化とは、出演希望者は約15秒程度のFS(フリースタイル)動画を各々撮影し、編集者が3~5分程度の作品にまとめ、公開を楽しむといったものです。
ペン回し界では常にこのCV企画が立ち上がっており、毎月何作もの作品が公開されています。ペン回し界の映像技術は異常に高く、驚くようなクオリティの作品が数多く存在します。

そして、ペン回し界におけるCVの中でトップに君臨するのがJapEnシリーズです。

2004年から毎年公開されており、その年に活躍した最強のペンスピナーのみが出演できる夢の舞台です。JapEn出演こそがペン回しの登竜門であり、若手ペンスピナー達は出演を目指して日々練習しています。JapEnはジャグリング界で言うところのJJFチャンピオンシップです。

↑2020年に公開されたJapEn15th。
(私もゲストとして出演させてもらっています。)

この作品は「ペン回しを知らない人には、これを見せる」という事をコンセプトに作られています。それを知った時、私はふと疑問に思いました。


ジャグリングを知らない友人から

ジャグリングってどんなの?なんか動画見せて。

こう聞かれたとき、僕たちジャグラーは何を見せれば良いのでしょうか?


もちろん見せたい動画は山ほどありますし、自分のメイン道具によっても異なるでしょう。

交流会のPVや世代動画を見せたり、JJFチャンピオンシップの動画を見せる人が多かったのではないでしょうか。ちなみに僕ならJJF2016の高橋優弘君の動画を見せてました。

でも、いざ考えてみるとこれ!といった映像が思い浮かびませんよね。


・多種多様なジャグリング道具が程よく網羅されている

・一般人でも飽きずに見れる長さ(5分程度)

・ディープすぎない。かといってマニアックさも伝わる。


これらの条件を揃えたジャグリングの映像作品は、国内では存在しなかったのではないでしょうか?(もし既存だったら本当にすみません。)


「日本最強のジャグラーを集めたCVを作りませんか!」

「JapEnのジャグリング版が作りたい!」


最初のミーティングで勢い任せに提案したところ、秒でOKを頂いてしまい、気が付けば監督&編集担当という重大任務を任されておりました。


企画を進めるにあたって、私の他にジャグリング協会から吉永さん&星野さん&西野さんの3名。e-juggling competitionの主催者かつJJFファイナリストの上田君。

合計4名で制作委員会を立ち上げました。


委員会の立ち上げ間もなく、作品名はJaggLe(じゃぐれ)に決定。

・JapanとJuggleの掛け合わせ。ゴロの良さ。

・既存の言葉ではないのでサーチがしやすい(カッコよく言うとSEO対策)

・じゃぐれ(若干命令形)でなんか誘ってる感がある

そんな私の発案をそのまま採用してもらいました。

Lが大文字なのはなんとなくです。ダサいとか言わないで許してください。
僕のことは嫌いになっても大文字のLだけは嫌いにならないでください。


(補足)

今回話しているCVと世代動画や交流会PVの違いは、撮影者が別にいるのではなく、基本的に出演者各々が動画を撮って提出し編集者がまとめる点が異なると思っています。交流会が開催しずらいコロナ禍にぴったりな企画ではないでしょうか…!

2.出演ジャグラーの決定

まず招待制にするor審査制にするかで悩んだのですが、今回は初回ということもあり出演者は委員会で選出し、招待することになりました。

(審査制にすると絶対盛り上がる事は分かっているんですが、それは2作目、3作目以降になってようやく可能になる話だと思っています。そもそも道具の種別があるので審査するのも難しそう…)

委員会のメンバーでこれでもかというくらいに話し合い、まずは道具種別を決定。

本当はこの道具も入れたいのに…みたいなことが多々ありました。

色々な道具がありすぎて、改めてジャグリングとは何かについて考えてしまいました。


その後、道具種別ごとに、今の日本を代表する最強のジャグラー15人を選びました。

私はあまりジャグラーに詳しくないので、委員会のメンバーに「こんな人もいるんだよ!」と教えてもらいながらの選考となりました。

委員会メンバーで各担当を決め招待のメッセージを送り、全員から出演OKを頂きました。
初回ということもあって企画文だけでは完成形が見えず、不安もあったかとは思いますが、まずはOKを頂きほっとしたのを覚えております。その後、演者の皆さんからは全員期日内に動画をご提出頂き、本当に助かりました。

3.楽曲製作

当初はフリー音源で作れないかという話だったのですが、私の希望でオリジナル楽曲を製作することに。昔から大好きな、映像界隈でも有名な作曲家のwaiaiさんにお願いすることになりました。

「楽曲製作」→「パート分け」→「演者に動画を撮ってもらう」
の流れが理想だったのですが、諸事情により演者の動画提出後に楽曲製作をすること。

(そのせいで演者の皆さんには大変長い時間待たせてしまい、本当に申し訳ございませんでした。)

構成は事前に決めてあったので、waiaiさんに動画を見せながら「ここはこういう感じでお願いします!」という風にめちゃくちゃなお願いをしたのですが、演者の動画に完璧に合った楽曲を作って頂いたので、結果オーライだったのかなと思います。

エイトリングのパートは不思議な感じを出してもらったり、傘回しのパートは和風の音を入れてもらう等、私の要望をいくつも取り入れてもらった楽曲に仕上がってます。

オープニング部分の「じゃぐれ」というボイスは、デモ版が完成してから私の要望で付け加えてもらいました。
ボイスのタイミングをうまく伝えるのが難しく、自分の声で「じゃぐれ」と言っているのを録音し、デモ版に被せて送るという恥ずかしい方法でオーダーしました。


曲名の「KEEP MOVING」はwaiaiさん自身が命名してくれました。

ジャグリングということで、運動的なリズムが目立つ曲を意識してくれたそうです。

改めて、本当に最高の楽曲に仕上がったなとおもいます。

waiaiさんの曲はどれもジャグリングにぴったりなので、みなさん是非聞いてください。



4.編集について


全てAviUtl(無料ソフト)で行っております。
(厳密に言うとAviUtl95%、Fusion360が4%、AE1%くらいです)


まず、JaggLeを作るために新しくパソコンとモニター買いました。

作業時間はデザインと構成時間も含めると100時間以上掛けていたと思います。ガッツリ作りこんだ期間は約2週間程度です。

仕事をしながらの作業だったのでトータル10徹はしました。寝てない自慢です。

委員会ラインで発言する時間が深夜や早朝で、上田君からは「芹さん寝てないですよね」と言われました。

基本的に私がメインで編集を行い、上田君が3Dオブジェクトの製作等で補助。

JJF2020のデザインを担当したふいきっくさんにロゴの製作をお願いしました。

ロゴのデザインはいくつか案を出してもらったのですが、eが私が昔飼っていたインコに似ているということでこのデザインに決定しました。

左:JaggLeのe 右:ぴーちゃん(♀)
編集中ロゴを見るたびにぴーちゃんを思い出し涙しておりました。


編集でまず優先したのは「ジャグリングの邪魔をしない」

あまり編集をコテコテにやりすぎると肝心の技が見にくくなるので、常に意識していました。監督として自分らしさを出すために、OP、ED、各演者の切り替え(トランジション)で遊ばせてもらいました。以下、こだわり部分をざっくりと解説。


↑OP部分はこんな感じのオブジェクト配置。

映り込まなければなんでもOK。そんな設計になってますね。
我々ジャグラーにとってジャグリングは生活の一部ということを表現したくて部屋にしました…それ以上は突っ込まないでください。

窓枠を作って光源の手前に配置することで、影を表現しています。

レイヤー数は一番使っている場面で90弱といったところでしょうか。

せっかくGPU積んだノートPCを買いましたがAviUtlは基本CPU依存なのでサクサクとはいかず、結構しんどかったです。

↑EDパート。
AviUtlの基本図形だけでは再現不可能な道具(クラブ、皿、ディア等)はFusion360で.objファイルをパーツごとに生成し、nagomiku氏の反射型立体スクリプトを用いて読み込み、着色しました。(この方のスクリプトはマジですごい)

↑Fusion360でのモデリング様子。ボール、ディア、ハット、皿は上田君にモデリングをお願いしました。

Blenderでモデリングした素材をAviUtlに読み込ませている方は沢山見かけたのですが、Fusion360を使っている人はあまり見かけませんでした。
ポリゴン数の多い立体はAviUtlで読み込むと動作の限界を迎えるので、なるべくポリゴン数を少なく抑えるようにしています。

↑なごつきさん→仁さんのトランジション。

薄く見えている白い四角形がカメラです。
撮影環境が素晴らしかったので、壁を延長してみました。
こういう環境で撮影してもらえると見やすい&編集としても遊びやすいですね。

↑仁さんの名前出し部分。ここは上田君に頼んでAEで処理してもらいました。

この文字の回り込みはAviUtlでもやればできるんです。気合があればできるんです。
でも絶対AEの方が早いと思ったのでお願いしました。
ちなみに彼本人の直筆のサインです。素敵。

↑カーキさん→PESTRiCAさんのトランジション部分。
リングの穴はマスクで抜き、カメラがその間を通っていくようにしています。
カーテンは波線の画像をrikky氏のスクリプト「立体化(R)」で厚みを出して作りました。
ひらひら感こそ出せなかったものの、ここ我ながらグッドアイディアだったと思います。

↑KENTOさん→八幡さんのトランジション部分。

ハットが飛んできてカメラの前を遮り、そのタイミングで背景を切り替える仕組みになっています。

ざっと編集で楽しませて頂いた部分はこの辺でしょうか。
AviUtlは無料であるにも関わらず、これだけのことができる素晴らしいソフトです。これから動画編集or映像製作を始めようと思っている方は是非使ってみてください。

今回この作品を作るにあたり、映像界隈(特にAviUtlガチ勢)のTwitterをフォローして沢山勉強させていただきました。「冷静に考えればAEやC4Dといった有料ソフトを使った方が絶対良いのにあえてAviUtlで挑み続ける」その情熱に心打たれ、私もAviUtl信者になりました。
軽率な気持ちでAviUtlをバカにした人には躊躇なくクラブ投げつけます。

CV編集って、ある意味「合コンの幹事」だと思うんですよ。
参加者の個性(動画)を生かし、一つの飲み会(作品)を仕上げる。幹事(編集)は適度に自分も目立つことでちょっとおいしい。そういった点ですごく通じる部分があると思いました。まあ僕合コン行ったこと無いんですが。

とにかく、これだけ豪華なジャグラーの動画を編集させてもらえることが本当に嬉しかったです。


5.公開方法について


編集と同時進行で、公開方法についても委員会で様々な議論を重ねていきました。

このJaggLeという作品は、まず日本のジャグラー全員に見てほしい。
そして公開の瞬間は全員で楽しんでほしい。公開後の余韻も楽しんで、それから友達に見せてほしい。ただの作品じゃなくて文化にしたいんだ…そういった構想で企画を進めてきました。

そのためにはYouTube上でただポツンと公開するのではダメ。
事前の告知はジャグラーをワクワクさせたいし、コメントは遠慮せずに盛り上げてほしい…などのアイディアがどんどんと湧いてきました。
そんな感じで私の要望をごり押しさせてもらい、プレミア公開という形式に至りました。


ペン回し界では、JapEnが公開される12/24の夜に全員集合が当たり前。
クリスマスといえばJapEnなのです(僕たちにはそれしかない)
公開数時間前から掲示板やチャットは、出演者予想をしながら大盛り上がりです。

(昔は公開前からペンスピナーが掲示板に殺到しすぎて鯖落ちしてしまい、肝心のJapEn公開が遅れるなんてこともありましたね)

公開のタイミングになると、同時視聴しながらものすごい量のチャットが流れ、公開後は感想を言い合い、翌日の朝まで余韻に浸ります。あれが最高なんですよね。


ただ5分の動画作品をアップロードするにしても、公開のタイミングに皆で見る5分は一度しかありません。


あの5分間を分かっているのはペンスピナー。まず彼らに流れを作ってもらうしかない。

そう考え、2/27 JaggLe公開の1時間前の20時にペン回しパフォーマーkayさんのチャンネル(登録者数2.5万人越え)で動画を出してもらい、そのままJaggLeのプレミア公開に流入させる作戦に出ました。

結果として、プレミア公開時の同時接続数は254
(当初、協会から言われていた目標値より遥かに多い)

プレミア公開序盤はペンスピナーからのコメントが目立ちましたが、後半はジャグラーからのメッセージも目立つようになり、良い意味でシナリオ通りの流れだったと思っております。盛り上げてくれたペンスピナーのみんなありがとう。一緒にジャグリングしよう。


6.出演者感想

今回出演して下さったジャグラーの皆さんは、僕より遥かにレベルが高い方です。恐れながら感想を述べさせていただきます。

①大橋昂汰さん(ボール)

日本のジャグリングといえばやはりボール。

ボールを究極に美しく見せられるのはこの人だ。ということでオファーを送らせていただきました。見ていて心地よい動きは大橋さんが一番だと思っています。3ボールではなく4ボールで提出してきてくれたのも嬉しかったです。ボールという一般人にとっても身近な道具ですが、ここまで魅せられるんだぞ。という想いが感じ取れました。ジャグリングを初めて見る人にとって最適な動画だったと思います。


②なごつきさん(デビル)
とにかくポーズが面白い方という印象がありました!

送られてきた動画を見て、シークエンス開始前に数秒静止されており、「これは使ってほしいということなのかな…」と悩み、結局使いました。

デビルの技は、かつ一瞬だけ基本となる「叩く」動作も組み込まれているのが良いなと思いました。それにしても2本のプロペラすごいです。片側は絶対に見えてないと思うのですが、なんで落ちないんでしょう…。最高です。

③仁さん(シガー)

監督撮影①
一般人にも伝わるシガーボックスの動作+仁くんらしさを取り入れてもらいました。やってる技はえぐいのに落着きがあり、なめらかな動きが最高です。最後のストール向き変えは一発で決まって驚きました。

④カーキさん(リング)

リングといえばこの人。誰も異論がないと思います。

緑のリングを使ってくるのかなと思いきや、白いリングだったのが意外でした。なのでエンディングに出てくるリングのオブジェクトは緑にしました。

開始前のポージングが美しくて皆に見て欲しかったので、一度カーキさんを消してからフェードで出現させて頂きました。カーキミルズ最高です…!

⑤PESTRiCAさん(エイトリング)

今ではすっかりジャグリング道具の定番となったエイトリングを最前線で広めてくれている方だと思います。ご自身でセットされた環境(今回の演者の中で一番手の込んで撮影環境を作られていたと思います)ということもあり、たった15秒の中でもPESTRiCAワールドが表現されていました。ご本人は難易度不足だったと仰っておりましたが、最後にやってる技は手がどうなってるか意味不明でした。十分難易度高いと思いますよ…!


⑥宿里さん(傘回し)

和!日本のジャグリング!というのにぴったりでした。
これは是非、コンセプトであるジャグリングを知らない人はもちろん、海外の方にも見てほしいパートです。
僕も傘回しをやったことがあるのですが、まったく回せなかったので2本同時に回しているの凄すぎます(語彙力)

⑦Yutaさん(ポイ)
ポイといえばYutaさん!ということで、JJF2020のゲスト配信では素晴らしい映像見せていただき、感動しておりました。Yutaさんだけ動画が2本(LED+ファイヤー)ということで、トランジションにボルテックス部分を使わせていただきました。おかげで迫力のある面白い演出ができたかなと思います。

⑧KENTOさん(コンタクトジャグリング)

僕がこれまで作ってきたジャグリングCVにも出演して頂いていたことがあり、「さすが、分かってる」となりました(笑)

コンタクトジャグリングって、初めて見たときものすごい感動したじゃないですか。「浮いてる~」って。でも段々とジャグリングをやっていくにつれて、その感動が薄れて行ってしまうと思うんですね。でもKENTOさんのスタイルは浮かせるだけじゃなくて、モーションがある。だからこそ「やっぱり浮いてるよな」そんな感動を味合わせてくれます。

今回、プレミア公開中にも非ジャグラーからの「浮いてる!」といったコメントがあって、なんだかジャグリングを始めた当初を思い出させてくれました。

⑨八幡さん(ハット)
個人的MVPです。だってもうかっこいいじゃないですか。
事前に、知らないはずなのに曲を予知していたかのような音ハメ。

サビでボルテージが上がっていく部分にこのムーブが出てくるのはアツいです。

八幡さんの動きが良い意味でムキになってて、曲の雰囲気にぴったりなんですよね。もちろんやっていることもエグい。撮影環境含めて最高でした。

⑩亀井さん(1ディア)

コンタクトジャグリングに続き、ディアボロの縦(エクスカリバー)を初めて見た時のあの感動を思い出させてくれました。シンプルにかっこいい。亀井さんにだったらジェノられても幸せです。それ以外の感想がないくらい最高でした。


⑪鳥居さん(2ディア)

最初からディアボロは2人連続の演出にしようと思ってました。

もはや僕の理解が追い付かない技で唖然とし、「あ、これジャグリングだ」ってなりました。ゴリゴリに技術で攻めてきてくれる方だと思っていたので、提出動画を見たときはニヤっとしました。途中で蝶々が飛んでくるのも、なんだかフレッシュで良いですよね。

⑫まさやんさん(皿回し)

皿回しってかっこいい。これにつきます。

まさやんさんの動画からは「皿回しを広めたい」という思いが伝わってきて、まさに今回のJaggLeにぴったりだったのではないでしょうか。リズミカルな動きはもちろん、「これ、冷静にすごくね?」と思わせてくれるのが最高です。決めポーズ後の爽快なダッシュもナイスでした!


⑬粕谷さん(フラワースティック)

フラワースティックの概念をぶち壊してトスジャグリングやるなんて最高じゃないですか。「ジャグリングは時に道具の概念をぶち壊す」その姿を見せつけて来てくれましたね。

あと、今回の出演者の中でダントツの笑顔MVPです。ジャグリングってクールな顔してやってることが多いんですけど、やっぱり自然と笑顔を作れることも技の一つだと思うんですよね。その点粕谷さんはやってることエグいのに見ていて楽しい。そんな気分にさせてもらう動画でした。最後の元気あふれるトスもトランジションに使わせていただきました。


⑭高橋優弘さん(クラブ)
誰も文句言えません(笑)日本というか世界最強です。

優弘君には一般受けなど考慮せず、全力で15秒に5クラブを詰め込んできてほしいとオーダーしました。その結果送られてきたのがこれ。何が凄いって5カスケードの間髪を入れてないんですよ。3upからダイレクトでハーフシャワーに入り、5upからダイレクトでアルバートに入る。このダイレクトさこそが僕が求めていたCV用の動画でした。ちなみに、5アルバートの瞬間にプレミア公開の同時接続数が最大値254人を迎えました。


⑮森田さん(ボール:THE LAST PLAYER)

監督撮影②

上空から森田さんを撮らせて頂く贅沢な経験でした(笑)

「ボール」「タンクトップ」「裸足」もうこれだけで全部伝わりますよね。

これ、たったの数テイクで決まったんです。恐ろしい。まさにジャグリングロボット。

トップバッターの大橋さんがボールということもあり、ラストもボールで締めくくらせていただきました。誰もが納得のTHE LAST PLAYERだったと思います。

↑森田さん撮影風景。高くて怖かった。


7.JaggLeの今後


今回は日本ジャグリング協会から機会を頂き、「日本のジャグリングをまとめた最強CVを作る」という僕の夢を叶えることができました。
ここまで読んでいただいた方は、もし友人に「ジャグリングの動画、何か教えてよ」と聞かれたら、自信をもって「これだよ」とJaggLe2021のURLを送ってください。全部伝わるはずです。


JaggLeは今作だけでは完結しません
ただの映像作品ではなく、ジャグリング界にCVという新たな文化を定着させ、ジャグリングの楽しみ方の一つにする。そして若手ジャグラーはJaggLe出演をJJFとは別の目標として掲げ練習に励む。ルーティンではなく15秒の動画という新たな土俵で戦ってきてほしい。
そこまでを含めて一つの構想になっています。

なんか言い方がちょっと気持ち悪いですが、とりあえずアツいことが伝われば幸いです。
それだけの熱意をもって監督と編集を務めさせていただきました。

まだ次回作があるかは確定してないので何とも言えませんが、永く続けていきたいと思っておりますし、もし誰かが引き継いでくれるのなら、是非楽しみながらやっていただければと思います。

この企画が少しでも面白いなと思ったら、ジャグラーはまず練習頑張ってください。
社会人になったから引退とか許しませんよ
僕が会いに行って強制的にクラブ投げさせます(トマホークぶん投げる絵文字)

今回残念ながら入れられなかった道具(シェーカーカップ、けん玉、ヨーヨー、ペン回しetc...)の皆さんは、自分たちの道具をジャグリング界隈にガンガンアピールしてきてください。今後JaggLeを続けていく中で、もっと沢山の道具を網羅できたらなと思っております。


あと、意欲的な人は是非ジャグリングのCVを作って欲しいです。

道具種別やサークル単位で作ると面白いと思います。編集もそこまで凝らなくても、フェードで繋いだりカット編集だけで面白いことはできます。
以下、何本かジャグリングのCVを貼っておきます。

道具ごとのCVは見ていて楽しいので、どんどん企画してやって欲しいですね!


以上、スーパーロング支離滅裂な文章になってしまいましたが、日本ジャグリング協会に機会を頂き、自分の夢であった企画を叶えることができました。本当に感謝です。
改めて出演者の皆様、作曲のwaiai様、製作委員会のメンバー、そして視聴者の皆様、本当にありがとうございました。

JaggLe2021製作委員会 監督・編集 芹川弘樹(Exseri)


<以下、上手くまとめられなかったこと箇条書き>

・ペン回し凄い。JapEnは偉大。Lotusさん凄すぎ。kayさん協力ありがとう。

・JapEn1stがどうやって作られたのか気になる。

・AviUtlの可能性は無限大だけど3D表現には限界がある。いずれはAEとかC4Dもマスターしてなめらか表面の3DCGを作ってみたいな。
・周辺ボケ光量は超便利

・AviUtlのスクリプト開発者の皆さんに感謝。

・ペン回しのCVでは気付かなかった課題に直面。ジャグラーは全身が映るので動きが大きい。単調な背景の環境が作りづらい。

・コテ名の存在って意外と大きい気がする。フルネームだと文字出しで遊ぶのが大変。

「編集」と「企画」を同時に進めていたのでスーパーハードだった

・でもプレミア公開時に皆さんがコメント沢山くれているのを見たら苦労が吹っ飛びました。コメントくれた皆さん本当にありがとう。

・エンコード中にペン回し練習したら少しうまくなった。

エンコード中に倒立を練習したら45秒を超えた

エンコード中にディボロ3ミルの練習を始めたけど、進捗が無かった。

・編集はメインを1人、素材作りで補助を置くのがベストと思われる。人数増やすと完成しない。
・妥協こそが完成。妥協しないと完成しない。妥協ラインの高さこそがクオリティだと信じている。

・映画ってすごい。どうやって作ってるんだ。

・WT,WC(ペン回しの世界大会)はかなり独特なやり方なので、それもジャグリング界に輸入したら面白そう。誰かやってください。
・逆にジャグリング界の方が圧倒的に歴史があるので、ペン回し界に輸出する文化がたくさんありそう。
・自分もJaggLe出られるくらいにジャグリング上手くなりたい。

「THE LAST PLAYER」ってやっぱりなんだかんだで好きだしワクワクするから良い。

・海外からの反応も良かった。日本のジャグリング界から世界へCV文化を発信できれば良いな。
・kayさんとの配信で「ジャグリング×ペン回し」について熱く語ってきました↓

・OPデザインの没案↓

・2016年に私が編集したジャグリングCV↓
当時と比べるとだいぶ編集技術も上がったのかな…と思います。

・今月末にも私が編集のジャグリングCV作品が一つ公開になります。こちらもお楽しみに。

ジャグリングパフォーマー「エクストリーム芹川」公式HP

北海道を拠点に活動するジャグリングパフォーマー・大道芸人「エクストリーム芹川」の公式ホームページです

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